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鉄道風景・9 終点駅で・・・

トコトコと走る単行のディーゼルカーに乗って、終点につきました。
加津佐です。
ずいぶんと南に来たものです。

運転手さんは前面から後部に移動すると、簡単なセッティング。
そして、しばし休息でしょうか、駅舎の方に消えていきました。

私はこのまま乗車して、今来たほうに戻るか、
それとも歩いて海岸線に出て、
逆光の海をバックにディーゼルカーを狙うか、しばし迷っていました。

ローカル線特有のけだるさが、そんな迷いを伝染させたのかもしれません。

そのような環境の中で、室内で2枚の写真を撮りました。

N島鉄10-4

16加津佐IMG0646160070515



1枚は、当たり前にと言うか、わりに客観的に撮影したもの。
もう1枚は主観的に狙ってみました。

どちらが印象的でしょう。
もちろん横位置で、閃いた部分を切り取った下ですね。

写真は閃きと構成力が大事です。
それと、ちょっぴりポエジーが・・・。



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鉄道風景・8 秋祭りも

田んぼの収穫も終り、各地で行われた秋祭りも過ぎ去りました。
田畑は冬に向かって日ごとに寂しさを増しているようです。
今週末にもたそがれた田園を走るローカル線を撮りに行きたいと考えていますが、
どこにするか・・・まだ定めてはいません。
近いところになりそうです。

鉄道線路の近くには、秋祭りでにぎわった神社があったりして、
けっこう列車と組み合わせて撮る人も多いようです。

私は新幹線で撮ったことがあります。
ただ両側に民家があって、いつ現れるか分からないなかで、
頭部に狙い定めて切り込んだことがあります。
こういう撮影は緊張しますね。

千葉の方では、小湊にもありますし、いすみも結構いいですね。
この写真、どこか分かりますか。

N島鉄04-5

車輌を入れずに、ストレートで撮影してみました。
人物がなかなか現れなかったので、軽トラを・・・

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鉄道風景・7 闇が迫る

_NAO5873.jpg

北海道、浜小清水です。
厳冬の1月末のことで、網走行きの単行キハ54が去ると、
急激に空に残った彩りも薄れ、闇が迫ります。

_NAO5878.jpg

乗る人もいない、降りる人もいない、
時折、潮騒が聞こえるこの海沿いの小さな駅は、
闇に飲み込まれるような静けさだけが、存在しているようでした。

踏切に立ち止まると、
天から垂直にのしかかる寒さに、足は、
永久に、凍つる板に張り付いてしまうような錯覚に陥りました。

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鉄道風景・6 灯台

(大)岩と灯台

写真は、八戸線で撮影しました。
この鮫角(さめかど)灯台は、線路の内陸側にある、珍しい存在です。
ここで、デジタルカメラの性能を逆手に取った写真を動画撮影しました。

今発売されている一眼デジタルカメラ(ミラーレスを含む)の動画シャッターはロータリー式で、
走行列車を撮影すると、確実に、車輌に歪みが生じます。
列車の見かけの速度が早いほど、顕著です。

私は撮影の度に、この歪みには頭を悩ませています。
たしかにフォーカルプレーンシャッターでもゆがみは生じますし、
ほとんどのデジタルカメラが採用している Cモスセンサーでも、
書き込みにタイムラグがあるため、像が歪みます。
しかしロータリーシャッターの歪みはその比ではありません。
すごいのです。

今回はその、歪みのすごさを味方にした撮影を考えました。

改めて写真をご覧ください。
すごいゆがみを捉えています。
本来垂直である車輌の縦線が、まるで近くの岩のように斜めになっています。
おかげで意図した列車の激しさとスピード感が表現できたというわけです。。

この写真は、私の代表作の一つとなりました。

いつも、どこでもこうした歪みを味方に出来るとは思えませんが、
考え方によっては、こうしたことも可能です。

写真は “積極性” が大事だということです。












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鉄道風景・5 冬のこと

この写真は、今までもどこかに掲載しているので、
ご存知の方も多いと思います。
宗谷本線のC55を、名寄駅で撮影した、半世紀ほど昔の写真です。

冬 021

時がたって、最近では稚内発のC55右側面を、キャブよりから撮影したものと思っていましたが、
プリントを見て、左側面を煙突よりから撮ったものと分かりました。

あのとき、たしかに両方から撮影しました。
カメラはキヤノン7型。
今出ているEos7ではありません。フイルムカメラです。

右側面はホーム屋根で暗くなっているため、
コダクロームでは1/15を切るのがやっとでした。
そのときの絞りはf4.
冷たさを表現するため、開放ではボケが生じるため、ぎりぎりのf値でした。

こちら左サイドの写真は、1/30は切れていたと思います。

この頃の私のメーン機は、ニコンFでした。
しかし、35mm広角に関しては、
キヤノン7でした。
当時のレトロフォーカス式28mm、35mmは、使用に絶えうる描写力に至っていませんでした。
そんな折、使える35mmが出たのは、私がヨーロッパのSLを撮りに行く直前のことです。

まぁ、レンズのことはそれくらいにして、
この写真は、見る人の目が、集中するように構成してあります。
一箇所ではなく、画面全体に!

おなじ雪中ですが、今年のタムロン大賞は、米原の新幹線すれ違いでした。
いい写真です。
で、こちらは2本の列車をアップでぎゅっと捉えながら、周囲に広がりを感じさせます。
秘密はどこにあるのでしょうか。
ネットでも見ることは出来ますが、
現在大宮のそごうデパートで写真展が開かれていますので、原画から味わってください。
今月の31日まで。夜8時まで開いています。




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鉄道風景・4 午後の車内

郊外電車の車内です。
閑散とした車内の目立つ時刻で、乗客はまばら。
そうしたなかで、スポーツ教室に通うのでしょうか、リラックスして乗車している女性姿が、目に付きました。

その光景を2枚撮影しました。
カメラは前回同様 X-T2 です。
センサーサイズはAPS-C、
レンズは単焦点14mmです。

fDSCF0250.jpg

fDSCF0251.jpg

1枚目の写真は直感的にカメラを向けています。
ただし、右手幌の先の次の車両が若干見えるようにし、
都会の電車らしさが出るよう、編成を意識しました。

2枚目の写真では、
車輌のしっかり感を得るよう、電車側面の横線が並行になるよう、カメラ位置を若干変えました。
そのために発生する画面の硬さを避けるため、垂直線は広角レンズ特有のひずみを利用して、
女性が車輌連結面によりかかる姿を強調してみました。

しかし結果は、1枚目の方が良かったように思います。
側面の横ラインを並行にしなかった分、画面に動きが出ているし、
なにより隣りの車両が見えることで編成長が出ています。

この2枚から、わずかな違いもおろそかに出来ないことを学べます。

よく写真では構図が大事などと雑誌に記されていますが、
説明しやすいし、読むほうもなんとなく分かったような気持ちになるからです。
より大事なのは、2枚の写真が示すように、構成力なのです。



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鉄道風景・3九月

暑さが長引く九月の午後、
私は湘南新宿ラインに乗車して大宮に向かいました。
車窓から狙ったモノクロームをアップします。

カメラは昨日発売された「鉄道ファン」に使用記を掲載した、
Fujiフィルムの X-T2 、レンズは単焦点14mmです。

m九月DSCF0387

mm九月DSCF0456

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鉄道風景・2 あさがお

沿線の柵に、遅咲きの朝顔を見かけました。
紫色の小ぶりな花が、電車の風に揺らいでいました。

これらの写真も、前回同様「鉄道ファン」の取材の合い間に撮影したものです。
画像諧調は、ベルビアを選びました。
フイルム時代、一世を風靡していたコダクロームから、
華やかな色彩のベルビアに移行した写真ファンの多かったことを思い出します。

mmあさがおDSCF1018

上は幸せそうな庶民的都会の片隅。
下は劣悪条件に咲く、小さな花を、意識的に撮影しました。

都市での庶民生活の一端、
庶民の立ち位置を脳裏に描きながらシャッターを押しています。

mmあさがおDSCF0978

これらの写真は、動画からの切り出しではなく、
1枚ずつシャッターを押す、スチールで捉えています。

カメラがβ機のためか、使用中熱を持ち続けるための措置でした。

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鉄道風景・1ふみきり

時折、この欄で最近作などをアップしていきたいと思います。
最初は、とある踏切を捉えた情景です。
山間、次の列車まで3時間30分というような、ローカル線です。
雨上がりでした。

m踏切DSCF0103

カメラは、新しく生まれた Fujiフィルムの X-T2です。 
明日発売の雑誌「鉄道ファン」(2016年10月20日売り)に使用記を掲載したので、
詳細はそちらをご覧ください。

このカメラ、Fujiの製品だけに、かつてのフィルムを思い出すような描写が得意です。
ベルビア調とか、プロビア調とか、全部で15種もの調子を楽しめます。

mm踏切DSCF0104

今回は、そのプロビアを基調に撮影した写真をアップしました。
もちろん、「鉄道ファン」に出した写真ではありません。
掲載写真の合い間に撮影したものからの抜粋です。

時に、モノクロのような調子を眺めたり、ベルビアをしのぐ色彩を駆使したりと、
初めてのカメラながらも、自由度の高さを堪能しました。

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323

323という数字、レールファンならピンと来るでしょう、
そう、大阪環状線に新しく登場する電車です。

まず一編成が、近畿車輛で誕生しました。
これから数多くの試験を経て、営業に入ります。

kansaiP6241112.jpg

小雨の中、まずはテープカットがありました。

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おや、ドアサイドのオレンジカラー、東武50000系みたい・・・。

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時折雨が激しくなりましたが、テントに入る人はいなかったみたい・・・

ところで、大阪環状線は、同じループを描く東京山手線と比較されることが多々ありますが、
大阪環状線にあって、東京山手線にないものがあります。
果たしてなんでしょう・・・。

分かりますか。

答えは、環状線から大阪城を望めますが、山手線から大阪城は見えません!
というものですが、
お笑い芸人なら、こんなこと言うかもしれませんね。

それでは、共通点は分かりますか。

さてなんでしょう。

それは、優先席に座った若者が、お年寄りなどに席を譲らないことです。
大阪も東京も、ひどすぎ!

現状、交通関係会社は、乗客のマナーに委ねているようですが、
若者が座ったら、電気びりびり! くらいにしないと。

今、若者と記しましたが、知らん振りしている絶対数は、ビジネスマンですね。
いっそのこと、若者およびビジネスマン専用車を設けたらいかがでしょうか。
そこでは、タバコを吸おうがけんかしようが、はたまた、おおっぴらに化粧しようが自由です。

そうしたら、一般車は本来の日本の良さに包まれると思うのですが、どうでしょうか。






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