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行楽シーズンとプロの鉄道写真



そろそろ紅葉の便りも聞く季節になりました
旭日岳では雪が降り積もったとか・・・
こうなると、温泉にでも入りたくなる気分の方も多いでしょう

ところで温泉街で売られるお土産で、一番の売れ筋は何だと思いますか
温泉饅頭です
どこの温泉地に行っても売られています
売れ筋だから、元祖だ本家だと称して商うのです

写真家の場合はどうでしょう
アマチュアはほほえましく許されます
しかしプロの場合は、売れるからといって他人の作風を真似してはなりません

木村伊兵衛、土門拳をはじめ、私たちと同じ年齢の名のある方々は真似などしていません
自分の作風、自分の個性で勝負していました

今はどうでしょう
なんだか・・・多くのプロの皆さんは温泉饅頭を制作しているように思えてなりません
創造力に欠けているということです
鉄道写真家の場合は特に・・・と言われています

この現象はカメラマンが悪いのか
オーダーする編集者が悪いのか
読者が悪いのか
私にはよく分かりません

もしかしたら、リーダーが悪いのかもしれません
「だれそれの写真は、あなたの作品に似ていますね」
最近、そういうことをトークショウの終了後などで複数言われることがあります

私の場合これまで、似ていると言うか、模倣作があっても相手に直接正したり抗議をすることはありませんでした
いずれ気づいてくれるだろうと思っていたからです
しかしそれは甘い考えでした
どうやらこれからは考え方を改めていったほうが、鉄道写真界のためになりそうです

歌の世界ではどうでしょう
仲間や家族が集まって、カラオケボックスなどで歌手を真似て声を張り上げるのはほほえましいことです
ある意味、健康的でもあります

しかしいかにうまく真似できるからと言って、音楽会社がCDを出してくれたり、マネージメントをしてくれるでしょうか
業界も視聴者も受け入れないでしょう
甘くない世界・・というかそれが正常なのです

とにかく・・・
鉄道写真家を温泉饅頭屋にしたくありません
そう思い始めた昨今です


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