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出版物 10 PEN アンリ・カルティエ=ブレッソン


「PEN]7月1日号は、ブレッソンの特集でした。
すでに次の号が出てしまっていますが、
大きな書店ではバックナンバーを揃えています。500円。
(ブログ写真は「PEN」からアップしたものです)



特集は48ページから始まっています。
本人はあまり好まなかったプライベートな事柄も、
ちょっぴり紹介されています。



アンドレ・ケルテスが撮影したブレッソンと、夫人のマルティーヌ・フランク。
撮影したカメラは、マルティーヌのライカだそうで、夫人も写真家でした。
(すばらしい肖像、さすがケルテス)



ブレソンといえば、ライカ使いの名人。
「眼と魂を一つに研ぎ澄まし、決定的瞬間を待つ」と言っていました。
左上の写真は、雨上がりのパリ、サンラザール駅の裏。1932年の作品です。
彼の生まれはシャントルーですが、このあたりで育ったそうです。
いわば、ホームグラウンド。

名作は身近なところから生まれるとはこのことでしょうか。
決定的瞬間を見事に表した、誰もが認める代表作です。



これは1947年に撮影した、アリゾナのSL列車です。
実は今回、東京国立近代美術館で開かれている、ブレッソンの展覧会でこれらの原画を見てきました。

鉄道ものはこのアリゾナのほか、ニューヨークの地下鉄など、4点ほどが展示されていました。

展示作品の枚数は予想を超えてた数で、予定の1時間では回りきれませんでした。
再度訪れることにしましょう。

皆さんもぜひ「最も尊敬に値する写真家、ブレッソン」の写真展、雑誌特集を直接堪能してください。
巷にあふれる写真(鉄道写真を含む)がB級に見えてくるはずです。

写真展は8月12日まで。地下鉄竹橋下車、出口1D。
問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)




1932年のイエールの石畳です。
自転車のタイヤが楕円になっていますが、
このころのライカのフォーカルプレーンの速度は遅かったのです。

西尾克三郎さんのライカ写真を見ると、
走行するSLの正面が撮影方向によって、
広がったり狭くなったりしています。
なにかそれが味わいのように感じられるから不思議ですね。





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