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興福寺仏頭展に行ってきました

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東京芸大美術館で、興福寺の国宝、仏頭展が開かれています。
実物を拝することが可能です。

会場では
この仏頭をバーチャルリアリティ技術を用いて、頭部全体を復元した像も同時に展示されています。
しかし私はこちらのほうには感動を覚えませんでした。

実は、本物の仏頭は、左耳と頭部の天が破損を受けてます。
1411年の火災で行方不明となり、1937年に発見されたときは、すでにこの状態。動体部分も失われていたというのです。

失われた部分がある、見えないものがある、ということは、想像力を託されるので、人はより深いものを、残った目の前の実像から得られるようです。

写真も動画もそうですよね。すべてを見せようとする説明的努力より、見えない部分、影の部分があるほうが、内容により深みを感じてもらえるようです。

興福寺展覧会は11月24日まで

ついでながら、仏像を輸送するときは、仏さんの魂を抜くそうです。
会場に設営された後、入魂をおこない。会期中は毎朝、興福寺の僧侶が読経しています。




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