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昔の写真は・・・

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この写真は、RMライブラリー168「関東鉄道竜ヶ崎線・鹿島参宮鉄道」に掲載されていた軽便機関車、渡辺岩崎コレクションです。
機関車の前後に立つのは、機関士さんたちでしょうか。
昔は形式写真にも、こうして人物をあしらった写真が見受けられますが、いいものですね、
時代が分かるし、温かみを感じるではありませんか。

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こうした写真の傾向は、存在していたんですね。
下は、スエーデンで頂戴してきた、明治の写真集です。
作者、Ulla Wagner は、作曲家のリヒャルト・ワグナー(1813-1883)と同姓の写真家で、渡辺岩崎さんと同じ時代を生きていたと思われますが、やはり、何か物を撮るにしても、人物をたくみにあしらっています。

いえいえ、物の形を撮りながら、時代、環境、人物、生活を表しています。

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お風呂は明治版、由美かおるでしょうか。
風呂も駕籠も博物館などに行けば今もみられますが、
どんな人たちが、どのように使って生活していたかは、なかなか理解しがたいものです。

ワグナーさんの写真は、明治の鉄道写真よりも、人々の生活ぶりに関しては、はるかに、手に取るように理解でき、貴重であるといわざるを得ません。

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スエーデンから帰国したら、写真展案内の、はがきが来ていました。
フェリーチェ・ベアト、イタリア生まれの写真家が記録した日本です。
1863年から1884年まで滞在したといいますから、幕末から明治17年まで日本にいたことになります。
上の写真は明治5年、ライバル鉄道の開通年に撮影したというから、貴重品です。
しかも、ワグナーより人物群に重きが置かれているところに興味が走ります。
時代的にはこちら、ベアトのほうが古いのに・・・。

私はベアトの絵葉書を見ながら、ふと思いました。私の写真を150年後の人が見たら、どんな感慨を抱くだろうか。もっともっと、人物をあしらった鉄道写真を撮るべきではないだろうか、ということです。

意味合いはちょっと異なりますが、
RM357号を見たら、女性の運転手さんの明るい笑顔が表紙に選ばれていました。
すばらしいことです!
やっとという気持ちは否定できませんが、一歩前進したことはたしかです。
編集部えらい!

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NEX7+Sonnar24mmf1.8



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