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1960年のローカル私鉄本

名取紀之さんが ネコパブリッシングを卒業されて 出版社を始めました
その第1号が 送られてきました
いや、2号も一緒!

いきなりの重連というか
ホームラン2本!!

エンゼルスの大谷選手は連続 3ホーマー でしたから
名取さんも続けて打つかまえか!

1~2号は
「地方私鉄 1960年代の回想」 上下巻です

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作者は 風間克美さん
発売は ピクトリアルの 電気車研究会
鉄道趣味誌の老舗で 多くの古典ファンを有している会社です

最新と最古の融合・・・

もっとも模型を入れるとTMSが最古ですが
とりあえず実物関係では ピクが最古!

で、本の中味は
いいですねぇ 写真とともに編集方向が、これまたすばらしい!
眺めていると あの時代が ひたひたと 蘇ってきます

写真、真っ先に おやと気づくところがありました

45mmで撮っているんですよね もちろんあの時代ですからフルサイズ・・・
しかしファインダー性能と撮る人のこだわりからか、周囲の余白は少ない感じです
(余白=意図せず入り込んだ周囲の景色)
なのに 環境や時代は しっかりと伝わってきます

国産カメラとにらみましたが、メーカーや機種名までは分かりませんでした
レンズはテッサータイプでないことは分かります・・・

下巻にそのカメラが出ていました。 フジカ35 だったんですね
和製レチナです

レチナ 45mmで撮った 鉄道写真がかつて出版されたことがあります
JTBからオールカラーで・・・
撮影者はアメリカ人のヒギンズさんです

被写体は今回と同じ感じ・・・
ローカル私鉄です

浜松でご本人とお会いしたとき
敬意を表して ライカですね・・・ といいましたが
まさに 45mmの 視野
しかも50mm相当のファインダーの特徴が良く現れていたのを覚えています

周囲の余白の入り方が絶妙で
その余白に 地域の特徴 時代感が写り、
素晴らしいと素直に感じたことでした

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これらの写真について若干コメントすれば、
ヒギンズさんの写真は 受身。
出会った車輌を 素直にカメラに収めています

一方、名取さんが編集した 風間さんの写真には 積極性を感じます
また 編集ではその良さを 大事に扱っています

面白いのは 前者の写真からは この時代の 車輌模型 を造ってみたいと感じるのに対し 
後者の写真からは ジオラマ を造ってみたいと感じるところです
後者からは 車輌の味わいと共に その鉄道や周囲の環境、時代感 空気感を知ることが出来るからでしょう


周囲の余白を生かす鉄道写真に付いては
今回、「日本カメラ」の中特集 路面電車 に記しました

年毎に撮り難くなってきている鉄道写真で
周囲の環境を生かして撮れるのは
もはや 路面電車くらいしか 残っていません
そこを生かして撮りたいものということを記しました

もちろん45mmのことも書き、月初めに入稿しました

面白いですね 忘れそうだった45mmがこのところ私の中で 急激に交錯して・・・
現代版 45mmは タムロンにあります
Canon Nikon などの一眼用です

私は同時に出た タムロン35mmと 90mmを愛用していますが
そのうち 45mmも買いたいですね
とても評判のいい 銘玉です

さて、名取さんの 3本目のホームランは・・・
期待しましょう!!!













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