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2006年大晦日

先ほど立ったついでに水道をひねって水を飲んできました。冷たくておいしい。どうやら外はだいぶ冷え込んできたようです。

今年も余すところ1時間ほどになりました。
思い出に残ることと言うと、やはり夏に開催した初の親子展「二本のレールが語ること」だと思います。
大勢の方がご来場くださいましたことが大きなインパクト、余韻となって脳裏を漂っています。
写真展ではキヤノンマーケティングジャパンの村瀬社長、阪田本部長、それからスタッフの皆さんのお世話になりました。厚くお礼申します。

本をたくさん出版したことも大きな仕事であり思い出となりました。

8月には講談社から「電車大集合1338点」を、泉と共著で出版しました。担当の小出さんに感謝いたします。
2月と8月には、同じ講談社から100点シリーズとして「家の近くでよく見る電車」「JR特急・超特急」が泉との共著で発売されました。編集担当の塩見さん、ありがとうございます。

9月にはネコ・パブリッシングから「蒸気機関車たち」が。 
箱入りの豪華本ですが、ページ数から計算すると決して高くはありません。笹本社長、名取取締役、清水デザイナーの皆様のお世話になりました。感謝しています。

12月には生活情報センターから「国鉄特急」が出版されました。福原社長はじめ、皆様にお世話になりました。心からお礼申します。

来年の出版もすでに鼓動を開始しています。どうぞ皆様ご期待ください。

さて明日は早朝、原宿で撮影予定です。熱燗でも一口飲んで寝ることとしましょう。

それではよいお年を。

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D80 その2

知らなかったなぁ、稚内の読み方。
あれほどC55の宗谷本線にのめりこんでいたのに・・・。
びっくり声で、”わっ、かない!”だそうです。

その家内が小海線中込に用があるというので同行しました。いつもなら新幹線で佐久平乗り換えのところ、朝早かったので、関越自動車道を利用して車で向かいました。雪もないことだし。

打ち合わせは午前中に終了したので、どこかでおいしい手打ち蕎麦でもと流しているうち、ユニクロを発見。大きな店がまえです。
家内が前から行きたいと云っていたので急遽駐車。
ずいぶん時間をかけて買ってきたものは、結局500円バーゲンの衣類数点でした。しかもおなかが空いた、蕎麦屋はどうでもいいというので、緊急用に家から持参したおにぎりを頬張り、近くのスーパーで”イカの皮”を購入して帰路につくこととしました。
しかしなんか満たされない気持ちなので小諸の中棚温泉に。
ここは以前「サライ」のニッカウヰスキーの撮影(ウイスキーをなめるモデルです)で泊まったことがある旅館です。温泉はまぁまぁだが食事はいい。
いかの皮をはじめ、詳しくは「広田せい子のハーブガーデン」へ。

D80が活躍したのは翌日です。
浅間山がみえる長閑な駅で、FILMにすれば1本分ほどを撮影しました。
家内は車の中でウエイティングですから、そうは時間をかけられません。

このカメラの製作目的は、花鳥風月を好む高齢のビギナー用として誕生しています。軽量ゆったり、そして
「おっ、フイルムより色がいいじゃん、ピントもすっげ~。デジタルっていいもんだ」となるよう、設定されています。
しかもカメラ内部でトリミングや合成が出来るので、難しいと思っているパソコンの必要もありません。至れり尽くせりで軽量なのです。

しかし私の場合、設定値を0に近づけました。シャープ弱め、コントラストはもっとも軟らかく、彩度も弱くしてあります。これらは好みで変えられます。
ローカル駅を表すには、地味目がいいと思ったのですが、狙いも色彩も、一部派手目となりました。写真はそこが面白い。

D80で最も気に入った点は次の通りです。
(1)
スイッチを入れて立ち上がりがものすごく早いこと(0.18秒)。瞬間的に入ります。スイッチをあらかじめ入れておかなくても、電車が見えてからで充分すぎるほど。これはいい。
(2)
露出がいい。すべてぴたり。逆光で空を多く入れてもアンダーになりません。無色の明るいものは計算外とする設定(3D-RGB)なのでしょう、露出コントロールはこれまで使ったカメラの中で、最も優れていると感じました。
(3)
めっぽう軽いこと。プロがサブカメラに求めるD200より200グラムも軽いのです。われわれ70代の人間の、フットワークが軽くなります。
(4)
コンパクトカメラから入っても、すぐに使いこなせる気安さがいい。カメラをなでなでして楽しむよりも、実際に写真撮影を楽しむ人のカメラです。すべてに実践的なのです。カードがSDというのも、コンパクトで使っていたものをそのまま利用できて無駄がありません。画素数は1020万。1ギガRAWで鉄道なら90枚いけます。ちなみに800万画素の1Dマーク2は100枚。M8で50枚だったかな。

で、私のすごい結論。正直な結論。それはコマーシャルの後・・・なんて、テレビのようなことは言いません。
いいですか、聞いてください。

それは、ライカM8よりよく写る、ということです。偽りはありません。
カメラなでなでの人はM8を勧めますが、撮ることを目的とするなら、断然D80です。

これからのデジタル一眼レフの市場は、迎えうつキヤノンと、新たに参入のソニー、パナソニックの三つ巴と言われています。われわれユーザーとしては結構なことだと思います。
しかしニコンも、キヤノンとともに迎えうつほうで、がんばってほしいと思います。








ローカル駅の付き物は、近所の人が丹精こめた座布団だ。ちょっぴり派手目の色彩が、ローカルらしさをいやがうえに盛り上げている。しかし中年男性はお洒落心がないねぇ、自分はそう云われないようにしなければ。



ホームの待合室というか小屋。上りホームの小屋は陽だまりで心地よく、振り向くと雪を頂いた浅間が見える。



渡り廊下もなかなかシック。

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ニコンD80 その1

トンネルはお化けが出ると云われています。
周囲は暗く、しかもこの日は雨がしとしと降っていて、おあつらえ向きの状況でしたが、残念、表れませんでした。こちらが屈強な?男二人だったせいでしょうか。

仙台ニコンに行くにあたって、周囲がいろいろ心配りをしてくれました。
「えっ、イオス持って行くつもりじゃないでしょうね」と手渡されたカメラがD80。
「51はないの? せっかくならD51がいいよ」と言いましたが、無理は通りません。D200だってEF200にすれば売れるのになぁ、レイルファンに。

仙台からの帰りは新幹線をやめて、常磐線の各駅停車に乗りました。いいところを見つけると途中下車。

常磐線は1967年に電化が完成しました。旧線を一部使用した区間もありますが、まったく新しい線路に切り替えたところもあります。
車窓からは何箇所も旧線が隣に見え隠れしていました。

冷たい雨模様でしたが、楽しいショートトリップでした。







急遽途中下車して廃線跡へ。D80は大人の描写をしてくれた。いずれこのときの写真は、どこかにまとめて発表したい。




最初に途中下車したのは、岩沼。この駅には小型のスイッチャーが4台いた。白とブルーに塗り分けられたL型のDBで、同型のよう。




相馬では時間があったので街を散策した。同行の中村さん(ニコンの本丸勤務。日本カメラ1月号のD80記事にメーカー解説者として登場している)は、こうした情緒的建物を見つけるのも得意そう。ついでにおいしい店も。
仕事が出来る人は、いろいろな面でいいところを発揮できる人だ。長年多くの方と接してきて、そう感じている。

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キヤノンとニコン

私の愛機はキヤノンEOSデジタルカメラです。数年来キヤノンを使っています。この夏にはキヤノンギャラリーSで初の親子展も開催しました。

9月に入ってからでしょうか、仙台ニコンの工場を見学に来ませんかという誘いがありました。聞けば社長の大見川さんは大の鉄道好きなのだそうです。カメラ工場見学は初めてのことなので、二つ返事で行くことにしました。

ニコンとキヤノンというと、ライバル同士で仲が悪いと思いがちですが、実は、そうではないのです。地方でカメラショウが開かれるとメーカーの差異もなく、皆さん仲良く酒を酌み交わします。技術や人の交流もあるそうです。そんなおおらかな業界だし、まして鉄道好き同士となれば、会わないほうがおかしいくらいです。

工場内では白衣を着て巡りました。こちらの工場ではF6を製造していることは知っていましたが、フラッグシップのD2X,D2Hも製造していたのです。ペンタ部分やバヨネット加工など、まずは映像部門を案内されましたが、ブースごとに、ピーコックとかラークなど、およそ仕事とは直接関係ない名前がついているのを発見しました。いったいなぜ・・・と思ったら、フロアーの責任者が鳥好きだからだそうのです。
ニコンといえばまじめ一徹、直線的に製品生産している印象でした。それが些細なことですが、鳥の名に人間性が感じられて、イメージ転換に繋がりました。
工場ではこのほかセンサーや半導体などの精機部門も見せてもらい、その夜は仙台市内で鉄道をさかなに、宮城の酒と海の幸をご馳走になりました。
しかし大見川社長の鉄道に詳しいこと・・・。ついていけない感じです。




大見川社長と握手。
背面の写真は社長作の中国最後の蒸機、迫力だ。




仙台ニコンの工場。撮影はほぼ自由、おおらかだ。もっとも大事な部分はケーシングされていたのかもしれません。



開発本部長の後藤さんたちと。銀座プロ担当の畑さんの顔も。


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いっき

いっき

いっき、いっき、となると、酒の強要となりますが、ここでは「IKKI」という漫画月刊誌の話題です。

「鉄道ピクトリアル」新年号では「IKKI」に掲載されている”鉄子の旅”が扱われ、業界一進んでいる雑誌であることをアピール?していましたが、そこに登場の編集長と担当はイラストで紹介されていました。
ここでは実物の写真を登場させてしまおうという魂胆です。
な~んて云うと大げさですが、過日、3人で食事をしたときのスナップです。ちょっぴり個性的、美形で善良なお二人です。

なんでこの3人が食事をともにしたのかという疑問は、「IKKI]の編集後記や単行本「月館の殺人」の巻末、陰のテツ顧問による解説集を虫眼鏡で読めば、おのずと察しがつくでしょう。

まぁ、まったく別の目論みもあるのですが、それに関してはいまだ発表段階にいたってはいません。いずれ・・・。




編集部への社内通路の壁面は、ごらんのように中刷りやポスターがいっぱいに張られている。思わず見とれていると、編集部には到達出来ない。




江上編集長(左)と神村さんです。

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吉木さんからのメール

何度かこちらにも登場していただいた吉木さんから
メールをいただきましたので
こちらでご紹介したいと思います。



■2冊の本 同時にいただきました。
思わず歓声を上げた。少ししんみりと。

2本の鉄棒を並べて人が走るより早い鉄道を考え出して便利を享受しましたが 先頭立ちしていた蒸気機関車が消えました。
もう30年経ったんですね。
「SLの廣田は終わっちゃう」って中学のクラスメイトが心配していた時
「新しいものが登場してきたからそれでいいんだ」
と素っ気なく言っていたのを覚えていますが
[蒸気機関車たち]を見て
誰よりも蒸機をいとおしく思っていたのが誰だか判りました。

[国鉄の特急] 国鉄の特急をたった1人で
いつも孤軍奮闘して起承転結を成し遂げました。
来春4月には国鉄が消えて20年。
時間のスウィッチバックは出来ないし
これから50年かけて始めようとしても絶対出来ない。

鉄道写真を始めて蒸機と国鉄特急の2つのサミットを登り
そして降りた記録はまさに世紀に残る記録遺産です。
是非沢山の人に見て・読んで頂きたいです。

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新刊書が出来ました



「国鉄特急」

ついに完成しました。
A4、192ページにわたるハードカバーの上製本です。
両手にしっかりとフィットする存在感と、
見開きページのワイド感覚が抜群です。
いい本になりました。













これまでの鉄道書と異なる点は、文字がカラーであることです。
黒が当たり前の世界ですが、ここでは淡いグリーンが採用されています。
目に優しく、趣味の書籍らしい配慮になっています。
実はこれ、特色ではなく、赤を含めたかけ合わせで出すため、印刷が難しく、過去あまり行われない表現でした。
電車の中で揺られながら見る本ではなく、家で落ち着いて、ゆったり眺める本なので、印刷技術を駆使して、このような色彩となりました。
数々の写真と合わせて、ご堪能ください。

生活情報センター刊






「蒸気機関車たち」


これはすごい本です。現役機のぴかぴかした生の感触が、びんびんと伝わってきます。
自分で言うのもおかしいですが、これだけ価値のあるものの模造品は、まずできないでしょう。それほど編集がさえています。
一つ出来るとすれば、アマチュアの秀作を集合させれば、この上を行く書籍が完成するかもしれません。アマチュアの数は多く、いたるところで撮影していますから、特徴あるいいものが出来るかもしれません。
そうした本もこれからは期待したいと思います。

ともあれ、この本は一人の人間がすべてのページの写真を撮影しています。
ほとんどの写真が、ローライなどブローニーサイズのカメラで撮影しています。
いま、原画を見るとローライの写真はとろりとした感触が、”かっき~”です。すごくいい感じ。

初期に撮影したエクタクロームの中には、退色の激しいものも含まれていました。これらは適切な印刷指導で復元されたことが、この本にとって大きなポイントになりました。
なまじのところでは出来なかった事でしょう。名取さん、清水さんの印刷知識のおかげです。

本作りはチームプレイですね、完全に。しかも写真撮影を含め、ほとんどが手作業です。
私たちの書籍は、どれをとっても暖かさがあるのは、こうした皆さんの熱のこもった作業から生まれるのです。

「蒸気機関車たち」は2006年8月に発売されましたが、まだちゃんとブログで紹介していませんでした。この機会に紹介します。
A4、312ページハードカバー、箱入りです。











ネコ・パブリッシング刊

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「電車大集合1338点」









JR,私鉄の区別なく、いま日本で活躍している電車、列車をほとんど網羅しています。
同じ講談社から発売されている100点シリーズの13倍の写真が使用されているのに、価格が抑えられている割安の書籍です。
”あそこにはどんな車両が走っていたっけ”とか、”○○型はどんな形をしていたかなぁ。”そんな疑問にも、たちどころに答えられるのが、この本の特徴ですから、これもすごい本です。
撮影は広田泉と手分けして日本中を巡りました。しかも、初の親子展「二本のレールが語ること」と締め切りが合致して、ハードなスケジュールとなりました。
乗り越えられたのは編集の小出さんはじめ、皆さんのおかげです。

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