FC2ブログ

2006年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年12月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

まさかの描写

私たちのHPのギャラリーに、ライカM8で撮影した作品をアップしました。どうぞご覧ください。
「デジタルカメラマガジン」の特写で撮影したもので、
先方の好意により実現しました。ありがとうございます。

今回アップした作品はすべてエルマリート28mmで撮影したものです。
CCDサイズから、焦点距離はフルサイズの1.33倍になるので、実質37mmになりますが、使いやすさを感じました。

このCCDサイズは、なかなかいいところを狙っています。
21mmは28mmの視野に。28mmは37(35)mmに、
35mmは47(50)mmというように、ほぼ1段違いなので使いがってがスムースでした。ライカのCCD、頭のいいサイズです。
これならフルサイズにこだわりません。
スーパーワイドヘリヤー15mmは20(21)mm、ウルトラワイドヘリヤー12mmは16(15)mmです。


M8はローパスフィルターを用いていません。したがってレンズ性能が劣ることなく、ずばり出てきます。同時に35mm、50mも発売されるそうですが、とにかくこの28mmは秀逸です。
ローパスフィルターを省いたことは、後玉が平面的な古いレンズも躊躇なく使用できるということです。ライカはデジタル化してもマウントを変えず、古いレンズを使えるようにしたことも快挙です。

実のところ私自身は、100%デジタル化したものの、古いM, Lマウントのレンズを使用できず、そのまま放置状態にしておくことに、長いこと罪悪感を覚えていました。
ヨドバシでフィルムを購入してM3などに装てんし、フィルム撮影を再び始めたほどでした。
そんなときのM8発表です。正直うれしかったです。

M8を手にて最初に感じたことは、撮る人のことを充分に考えたカメラだということでした。
正面はM3をはじめとするこれまでと同じ面構え。ライカファンを納得せる要素が捨てられていません。生きています。
一方、撮る人が対面するカメラの背は、完全にデジタルカメラです。
だから撮影では、デジタルということをずばり意識して対応できるのです。
巻き上げ装置がなくなって戸惑うという話も聞きますが、ないからデジタル撮影に没頭できるのです。
古さと新しさの融合、それも中途半端ではない。しっかり区別したことに、大きな拍手を送っています。

M8やレンズの価格はこれまでのように、殿様だけにしか買えないような設定ではなく、市場で堂々闘える線を出してきたことに意義を感じました。
ボディ価格はR-D1の2倍、
28mmはツアイスプラナーに接近しつつあります。
第一線復帰のフォースが価格設定にも、にじみ出てきました。
かつてライカは、過酷な戦場で使えるカメラでした。
これからはカメラ市場で戦えるカメラになりそうです。

M8には欠点があります。しかし欠点のない人はいないように、欠点のないカメラも存在しません。
要はユーザーの度量と、付き合い方次第というところでしょう。勤めて、そう思うようにしています。

エルマリート28mmASPHの滞在は、わずか1泊でした。
細かいところは購入後にレポートできればと思いますが、これまでの私のレンズの中でも、1~2を争う先鋭度です。
気持ちのよい描写性能などを、ギャラリーでご堪能ください。

次回はズミクロン、国産レンズでの作品などを考えています。
「デジタルカメラマガジン」12月号とともに、ご期待ください。
なお、この号には、広田泉がインプレッションを中心にしたハッセルの記事・写真も掲載されます。こちらは今回1ページ。
徐々に奥深くまで探っていくようなスタイルになるとのこと。
こちらも個人的に興味があるカメラなので楽しみにしています。


スポンサーサイト



| カメラ | TOP↑

| PAGE-SELECT |